DynaCADシリーズ Ver.20.5 機能アップポイント

■DynaCADシリーズ汎用機能

データ変換

DWG/DXF出力でAutoCAD2018に対応しました。

新元号対応

「図面情報」の「表題欄」が、新元号「令和」に対応しました。
表題欄書式設定で暦を「和暦」に設定時、入力した作成日時によって新元号で作図されます。

■写真リンク機能

「写真位置引出線」コマンド追加

リストに追加した写真のファイル名、または説明を引出線として作図し、一覧を写真帳として出力します。

リストに登録したイメージファイルのファイル名または任意に入力した名称で、図面上に引き出し線を作図します。
写真ファイルに位置情報が保持されている場合は、位置情報を平面直角座標系に基づいた座標に変換し、一括で図面上の相対位置に引出線を作図できます。
位置情報のないイメージファイルは、単一配置で図面上で任意の位置を指定して引き出し線を作図できます。

「範囲作図」コマンド追加

写真上に連続水平垂直寸法線、及びリボンテープを作図します。

寸法線位置には、測点名または延長を作図することができます。また、全長が長くなった場合、寸法線を分割することが可能です。

「写真一括貼付」コマンド追加

複数の写真を指定した矩形エリア内に一括で挿入します。また、写真の撮影位置と方向を作図します。

ダイアログリストに登録した写真ファイルを図面上で指示した範囲に一括貼り付けします。
写真ファイルを選択し、サイズは自動割付、または縦横比保持で決定。配置位置を対角点2点で指示すると、指示した範囲に貼り付けます。

2019年4月~7月開催 操作講習会のご案内

4月から7月にかけて、全国8箇所でDynaCADの操作講習会を開催します。
東京・大阪・秋田・宮城・福島・山梨・愛媛・広島
『新入社員への基礎研修に』、『より効率的なCAD利用に』、
『土木専用コマンドの習得に』ぜひこの機会に講習会をご活用ください。

操作講習会の詳細・お申込みはこちらから

【導入事例】岩手県久慈市 (株)藤森測量設計 様

岩手県久慈市 (株)藤森測量設計 様

Q:DynaCAD土木Plusをご導入いただいた理由を教えてください。

A:入社した頃から当社はすでにDynaCAD土木を使用していました。
手書き図面からCADへ移行した当初は、A社の製品を利用していた
そうですが、操作性などからDynaCADへ移行したと聞いております。
私も以前はA社の製品を利用していましたかが、自分で学習したり、
周りの方からご指導いただいてスムーズに覚えることができました。

 

Q:DynaCAD土木Plusでよく使う機能は何でしょうか?

A:Plusで標準装備された土木コマンド(Plus機能)やラスタ機能を
よく使用します。ラスタ機能では、現場撮影した写真を張り付け
写真台帳を作成しています。

 

Q:Plus機能(縦断図&横断図)についてお聞かせください。

A:表計算イメージで数値を入力すると、縦断図・横断図を自動作成できます。
CSVファイルの入出力にも対応。縦断図枠の各項目やサイズは任意に
設定することができ、あらゆるタイプの縦断図様式に準じて作図する
ことができるので、土木製図業務の効率が大幅に向上しました。

 

Q:Plus機能(土量計算)についてお聞かせください。

A:今までは縦方向と横方向の2回測量することで土量を算出していましたが
DynaCADを活用することでもっと早くできるようになりました。
断面図ごとに数量の計測および数量表の作図を行い、その数量と
追加距離によって全体数量の計算書を作図します。計測箇所は色を
指定して塗り表示することができますので便利です。

 

Q:DynaCAD土木Plusの良い点、便利だと思われる機能はどんなところでしょうか。

A:動作が軽いところです。コマンドも前後がなく操作できますし。
ラスタ編集機能も色塗りや変更が容易です。

 

Q:研修会についてお聞かせください。

A:毎年参加しております。知っていると便利な新機能の説明や、
質疑応答で講師からフィードバックをその場で直接受けることが
できるため、疑問解決ができ深い理解を得ることができました。
集合教育では個人学習で得られない新しい気づきにつながったりする
ことが大きなメリットとなります。11月に開催されるドローン研修にも
複数人で参加させていただきます。今後は後輩にもこのノウハウを伝えて、
会社全体で効率アップしていきたいです。