DynaCADシリーズ Ver.25 主な機能アップポイント

■ キーコード発行

キーコード自動発行

「インターネットキーコード発行」機能で、キーコードが初回だけでなく、再発行も自動で行えるようになりました。

  • 自動発行が行える回数や前回発行からの期間に一部制限があります。
  • 従来のメールやFAX、お問い合わせフォームからのご依頼も引き続き承ります。
  • 発行手順はこちらのページでご確認ください。

■ 作図・編集機能

均等配置

「移動」メニューに「均等配置」コマンドを追加しました。
整列方法、方向、基準点(揃え)、距離(間隔)などの項目をダイアログ上で設定し、基準とする図形を指示すると、選択した図形が均等に配置されます。
●整列方法「距離」で均等配置した例
●整列方法「間隔」で均等配置した例

文字スタンプ

「文字」メニューに「文字スタンプ」コマンドを追加しました。
よく使用する文字列をあらかじめリストに登録しておき、スタンプを押すようなイメージで文字列を選択して作図します。

■ ラスタ編集

イメージ圧縮

「ラスタ編集」メニューに「イメージ圧縮」コマンドを追加しました。
図面上に貼り付けたイメージの縦横のサイズ(ピクセル数)が大きく、動作が遅かったり印刷できないなどの場合に、ピクセル数を削減してサイズを軽減することができます。

  • 削減後のサイズを元のイメージからの比率で指定する方法と、ピクセル数で指定する方法から選択できます。
  • 削減後も、貼り付けたイメージの表示上の大きさは変わりません。

DynaCADシリーズ Ver.24 主な機能アップポイント

■編集機能

グループ・部品編集

「グループ・部品」メニューに「グループ・部品編集」コマンドを追加しました。
図面上のグループ・部品を選択し、編集用の図面で行った編集結果を元図面のグループ・部品に反映します。

  • グループ解除、部品解除を行わずに、グループ、部品内の図形を編集できます。
  • 部品を編集時、元図面に同名の部品が複数ある場合は、すべての同名部品を置き換えるか、選択した部品のみを別名にして置き換えるかを選択できます。

■図形選択

図形属性フィルタ

図形属性フィルタで選択条件を設定時、複数のポイント、部品、図形属性(レイヤ・色・線種・線幅)を指定できるようになりました。

■図面

アンダーレイ編集

アンダーレイ表示するファイルとして、DynaCAD図面(dcz)以外に、イメージファイル(TIF・JPG・PNG・BMP・GIF)を指定できるようになりました。

DynaCADシリーズ Ver.23 主な機能アップポイント

■編集機能

寸法エリア変形

「変形」メニューに「寸法エリア変形」コマンドを追加しました。

寸法線と変形後の寸法値を指示し、指定したエリアの図形を移動、変形します。
指示可能な寸法線は、長さ寸法線、角度寸法線、円弧寸法線、直径寸法線、半径寸法線です。

寸法エリア変形

属性リピート

「編集」メニューに「属性リピート」機能を追加しました。

直前に実行した「属性変更」「パラメータ変更」、プロパティシートでの「属性情報」または「パラメータ情報」の変更内容を記憶し、選択した図形に繰り返して適用します。
標準バーのアイコンからも実行できます。

属性を変更した場合の属性リピート例
属性リピート1

パラメータを変更した場合の属性リピート例
パラメータ情報の属性リピートは、文字列、寸法線、引出線、矢印のみ対応しています。
属性リピート2

■図形選択

オブジェクト選択

セレクトモードに「オブジェクト選択」、「オブジェクト選択設定」機能を追加しました。

あらかじめ「オブジェクト選択設定」で指定した条件にしたがって、選択図形と同じ条件の図形を一括で追加選択します。
オブジェクト選択

■レイヤ

タッチレイヤ表示、表示状態を戻す

レイヤメニューに「タッチレイヤ表示」、「表示状態を戻す」機能を追加しました。

タッチレイヤ表示
図上でタッチした図形のレイヤのみを表示します。

表示状態を戻す
レイヤの表示・非表示を、次の対象コマンドの実行前の状態に戻します。
・タッチレイヤ表示
・タッチレイヤ非表示
・カレントレイヤ表示
・カレントページ表示
標準バーのアイコンからも実行できます。

タッチレイヤ表示・表示状態を戻す

■その他

メッセージ表示機能

従来の最新バージョン通知機能に加え、起動時に弊社からのお知らせを表示する機能を追加しました。

「起動時にお知らせをチェックする」をオンに設定すると、ご登録商品の保守サービス期限の約1ヶ月前、期限終了時、その他弊社からのお知らせがある場合、DynaCADの起動時にメッセージを表示します。

土木メニュー/砕石記号(DynaCAD土木Plus、DynaCAD官公庁版Plus)

砕石記号

土木メニュー「旗上げ・記号」に「砕石記号」コマンドを追加しました。

指定した領域内に砕石記号を作図します。形状、作図段数、左右の振り分けの設定が行なえます。

DynaCADシリーズ Ver.22.5 主な機能アップポイント

■編集機能

シート座標系回転

指定したシートの座標軸を図形と連動して回転する「シート座標系回転」機能を追加しました。

回転方法は角度指示、2点指示、座標軸の角度指示から選択できます。例えば、線の端点を「2点指示」で指示すると、その線が水平になるように回転します。
また、図形も連動しますので、回転後も図形の座標値は保持されます。

多角形エリアコピー

指定したエリア内の図形を切り取ってクリップボードにコピーする「多角形エリアコピー」機能を追加しました。

従来の「コピー」機能では、連続した範囲の一部分を切り取ることはできませんでしたが、「多角形エリアコピー機能」を使用すると、等高線や壁などの線分の一部分を切り取った状態でコピーし、別の図面やExcelなどに貼り付けできるようになります。

文字列編集関連

文字列の編集機能を強化しました。

複数文字列の文字列編集
文字内容の異なる複数文字列に対し、「パラメータ変更」や「プロパティシート」で同じ文字内容に一括で変更できます。

文字列分割
1つの文字列を任意の位置で区切り、複数の文字列へ分割することができます。

文字列統合
複数の文字列を選択し、1つの文字列に統合することができます。

文字の検索・置換
「文字の検索・置換」「一括文字検索・置換」に次の機能を追加しました。
・検索文字、置換文字にワイルドカード「*」、「?」を使用する。
・検索条件に対象のレイヤを指定する。
・条件に合った文字列が1つの時だけ置換する。
・置換結果のログファイルを出力する。

■作図機能

一括ポイント

指定した線分の端点に一括でポイントを作図する「一括ポイント」機能を追加しました。

線分、連続線、多角形、円弧などの対象図形に実行すると、端点または頂点に一括でポイントを作図します。

DynaCADシリーズ Ver.22 主な機能アップポイント

■DynaCADシリーズ汎用機能

DynaCADシリーズ キーコードリモート 新発売

Windows10 Pro以上に搭載の「リモートデスクトップ接続(RDP)」、またはRDP対応の遠隔接続ツールを用いた場合のDynaCADの起動に対応した新しいライセンス形態です。

ローカル環境では従来の「キーコード」と同様に動作しますので、普段はオフィスでDynaCADを使用し、テレワーク時はDynaCADをインストールしたPCに遠隔接続して使用することができます。

従来の「キーコード」との違いや、ご使用の遠隔接続ツールで利用可能なライセンス形態を確認するツールを公開していますので、お申し込み前にこちらのページでご確認ください。
 

ネットワークライセンスHTTPの新機能

DynaCADシリーズ ネットワークライセンスHTTPの機能を強化しました。

ライセンス持ち出しの新機能

  • ネットワーク管理者が、自由に持ち出し設定数・期間を変更できるようになりました。
  • あらかじめ設定した持ち出し期間よりも前に、持ち出しライセンスの返却が可能となりました。

ログ機能の強化

  • ログ・ファイル種類の追加とグラフ表示に対応。
    日別同時稼働数、日別起動総数、月別起動総数のログファイル出力と管理者画面上でのグラフ表示に対応しました。

アンダーレイ機能

他の図面を最奥に表示、参照できるアンダーレイ機能を追加しました。

  • 他の図面をアンダーレイ設定で下敷きのように表示しながら、図面の作図、編集が行なえます。
  • アンダーレイ設定している図面は、表示・非表示、ヒットモードの対象、印刷する・しないの設定が行なえます。
  • 元図面(アンダーレイの参照図面)を変更すると、図面を開いた時に変更が反映されます。
  • 図面の一部を切り取って表示する範囲指定表示も可能です。

作図・編集・その他機能

連続線・多角形座標入力機能
X、Y座標値を入力し、連続線・多角形が作図可能な「連続線・多角形座標入力」コマンドを追加しました。Excel等からの座標値のコピーやCSV入力が可能ですので、座標データがあれば、複雑な形状でも比較的簡単に作図が可能です。

図形の周長・面積の表示
プロパティシート、およびパラメータ変更ダイアログに、選択図形の周長と面積を表示するようにしました。測定コマンドを実行せずに、図形の周長や面積を確認できます。

右ポップアップ設定
右ポップアップメニューの並べ替えに対応しました。また、選択した図形種別ごとの固定メニューを表示できるようにしました。

■DynaCAD土木Plus・DynaCAD官公庁版Plus

土木コマンド/路線

計画縦断図
計画縦断図の片勾配設定のダイアログデザインを一新し、定型化した片勾配すりつけの入力に対応しました。

計画横断図
計画横断図のダイアログデザインを一新し、標準断面に依存しない測点断面形状の作成を可能にします。また、測点断面形状から標準断面の作成も可能になります。

DynaCADシリーズ Ver.21 主な機能アップポイント

■DynaCADシリーズ汎用機能

Windows印刷 印刷ページ設定

図面ごとに印刷範囲を設定、登録し、Windows印刷では出力するページ名を選択して印刷を行えます。
登録した印刷範囲は図面に保存されるため、次回以降も同じ範囲を出力できます。

引出線・矢印の仕様変更

  • 引出線スタイル、矢印スタイルを図面ごとに保存

    引出線と矢印スタイルを図面ごとに設定できるようになります。
    また図面設定の挿入機能により他の図面の引出線・矢印スタイルを挿入することができます。
  • 引出線 2点指示、文字列長さ対応

    引出線作図時に、入力方法「2点指示」「3点指示」「連続線」を切り替えて引出線を作図できます。
    また、引出線スタイルで「文字長にあわせる」に設定すると、文字の長さにあわせて引出線を作図する事も可能です。
  • 矢印 形状選択、パラメータ対応

    矢印作図時に形状「直線」「円弧」「連続線」を切り替えて矢印を作図できます。
    マークは両端、片側に設定可能で、作図後のパラメータ変更、頂点移動などでの形状変更にも対応します。

文字背景の塗りつぶし作成

作図済みの文字、寸法値、引出線文字の背景に塗りつぶし図形を作図できます。
背景色は、用紙色と任意色を選択でき、複数選択して一括作図も可能です。

閉領域の確認機能

「領域1点指示ハッチ/塗りつぶし」「領域1点指示面積測定」で閉領域が認識されない場合、「図形接続判定」機能で閉じていない箇所を確認できます。

■DynaCAD・DynaCAD電気・DynaCAD官公庁版Plus

日影計算機能

DynaCADの「建築オプション」メニューに日影計算機能を追加します。

設定した日影規制内容、条件、所在地の経緯度、真北方位角から日影計算を行い、時刻日影線、等時間日影線、日影倍率表・倍率図、壁面日影図を作図します。
ベースとなる平面図は、DynaCADの標準機能で他形式のファイルを読み込んで利用する事ができ、計算後に出力した各種図面も、DynaCADの標準機能でWindows印刷、他形式へのファイル出力が可能です。

DynaCADシリーズ Ver.20.5 機能アップポイント

■DynaCADシリーズ汎用機能

データ変換

DWG/DXF出力でAutoCAD2018に対応しました。

新元号対応

「図面情報」の「表題欄」が、新元号「令和」に対応しました。
表題欄書式設定で暦を「和暦」に設定時、入力した作成日時によって新元号で作図されます。

■写真リンク機能

「写真位置引出線」コマンド追加

リストに追加した写真のファイル名、または説明を引出線として作図し、一覧を写真帳として出力します。

リストに登録したイメージファイルのファイル名または任意に入力した名称で、図面上に引き出し線を作図します。
写真ファイルに位置情報が保持されている場合は、位置情報を平面直角座標系に基づいた座標に変換し、一括で図面上の相対位置に引出線を作図できます。
位置情報のないイメージファイルは、単一配置で図面上で任意の位置を指定して引き出し線を作図できます。

「範囲作図」コマンド追加

写真上に連続水平垂直寸法線、及びリボンテープを作図します。

寸法線位置には、測点名または延長を作図することができます。また、全長が長くなった場合、寸法線を分割することが可能です。

「写真一括貼付」コマンド追加

複数の写真を指定した矩形エリア内に一括で挿入します。また、写真の撮影位置と方向を作図します。

ダイアログリストに登録した写真ファイルを図面上で指示した範囲に一括貼り付けします。
写真ファイルを選択し、サイズは自動割付、または縦横比保持で決定。配置位置を対角点2点で指示すると、指示した範囲に貼り付けます。