DynaCADシリーズ Ver.26 主な機能アップポイント

■ 図面メニュー

スタイルライブラリ

線種設定や、文字、寸法スタイルなど、図面に保存される各種スタイル設定のうち、よく使用するスタイルを登録し、どの図面からでも呼出できる[スタイルライブラリ]機能を追加しました。

  • [図面]メニュー[スタイルライブラリ登録]でカレント図面のスタイルをスタイルライブラリに登録します。
  • [図面]メニュー[スタイルライブラリ呼出]で登録済みのスタイルをカレント図面に呼び出しします。
  • 登録したスタイルは、「寸法スタイル設定」などの各種スタイル設定ダイアログの「スタイル呼出」からも呼び出しできます。

■ プロジェクト機能

従来のプロジェクトの機能を一新し、管理・操作性の向上をはかりました。

プロジェクトとは

複数のファイルを一つの「プロジェクト」としてプロジェクトファイルに登録し、まとめて管理する機能です。

  • 1つのプロジェクトファイル(*.prz)を同時に複数PCから開くことが可能です。
  • プロジェクトを開くと、前回編集していた図面や部品が、ウィンドウの位置やサイズを保持した状態で開きます。
  • プロジェクトに部品ファイルを登録した場合、部品を編集すると同一部品を使用している図面にも編集内容が表示に反映されます。(注:完全に反映するには図面の上書き保存が必要です)

プロジェクトの新機能

  • DynaCAD以外の形式の図面(DWG/DXF、SXF、JWW)を一括変換の上、変換後のDynaCAD図面をプロジェクトに登録できるようにしました。
  • プロジェクト内のファイルを相対パスで表示します。
  • プロジェクトファイル、プロジェクト内のファイルの更新履歴を保持し、閲覧できるようにしました。
  • プロジェクト内の図面を一括印刷できるようにしました。

■ 編集

頂点削除

「変形」メニュー「頂点削除」で、削除する頂点の指示方法を追加しました。

  • 連続での頂点指示
  • ドラッグでの複数頂点指示
  • 図形全体または指定範囲内の削除率指示

■ その他機能

ラスタ編集

  • 「図挿入」で、イメージにワールドファイルが付属している時、位置情報を参照して読み込めるようにしました。
    (ワールドファイルの位置情報が平面直角座標系で登録されている場合に対応します。)
  • 「GeoTIFF挿入」で、座標系が「WGS 84 /Pseudo-Mercator(Webメルカトル)」で登録されたファイルの読み込みに対応しました。

Windows印刷

  • 「レイヤ印刷設定」で、設定したレイヤの線種、線幅を指定して出力できるようにしました。

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