時代はスクラップ&ビルド(新増築)からリニューアル&マネジメント(長寿命化向け改修)へ。
計画保全の実現により文教施設・設備の長寿命化を適正予算で実現する管理体制作りをサポートします。
教育委員会の皆様、耐震改修以降の長寿命化事業に対する取り組みや中長期事業計画実現への目途は立っていますか?
公共インフラの総合管理計画以降、部局単位で毎年立案する必要がある具体的な「実施計画」と「計画保全への取り組み」に関し、実運用し続ける業務体制作りに不安のある方はこちら
長寿命化時代の施設保全について
昔から事後保全モデルによる新増改事業優先のスクラップ&ビルドを続けて来た施設の維持保全には、このような問題が山積みです。
- 既存施設や設備の老朽化劣化問題
- 耐震・免震、バリアフリーなどの機能(機能)改善問題>
- 事業実施の法令順守(コンプライアンス)、実施説明(アカウンタビリティ)
- 税収減による事業予算のひっ迫
- 組織縮小、再編に伴う担当業務のマンパワー不足
老朽化の進んだ施設を今まで通りに事後保全し続けようとすると、都度莫大な費用が発生し、現在の厳しい財務状況から、将来に渡り事後保全に予算を割り当てるだけの従来型意思決定手法や事務手順そのままで、すべての施設を維持、更新することは困難になっているかとは思います。
事後保全を計画保全へと切り替え、必要な対策を適切な時期に効率的に行い、予算の適正な執行目指した「長寿命化を基本コンセプトとした維持修繕事業」への取り組みが必要不可欠です。
こどもたちの未来を預かる大事な学校施設を安全で衛生的に計画保全しましょう。
スクールプランシリーズは「通常業務の関連情報管理」からその情報を有効利用した「施設の改修優先度評価」「改修費用算定」などを一貫したコンセプトで簡易に実現します。
また、その成果は今後補助事業の主流施策となる「長寿命化(改修)」向けの中長期事業計画立案を可能とし、適正な財政施策が展望できるようになります。
本システムの特長
改修履歴データの保持
施設管理の基本台帳として施設台帳・図面をラクラク管理
維持保全データの蓄積
基本台帳データと連携し維持保全(修繕カルテ)データもしっかり管理
中長期計画立案の支援
簡易調査診断パック連携で中長期事業計画立案向けデータ生成も実現
実施計画立案の支援
長寿命化事業向けに正確かつ適正な実施根拠資料作りに目途が立つ
全国で200例以上のコンサル、ソリューション適用の実績があります。
全国で200例以上に及ぶ自治体、各種公共団体様への導入実績があり、担当職員の作業のみで自己運用が可能となる公共FMソリューションの未来進化系です。
スクールプランシリーズ機能一覧
施設台帳図面統合管理システム
文教施設の実態調査にかかる法令や業務ノウハウをシステム機能に実装しCAD図面とデータベース間のデータ連携や教室数と面積、棟別面積の集計機能による算定根拠証明等で事業実施のアカウンタビリティーと大幅な業務の標準化、効率化を実現します。
異動履歴データの蓄積は、長寿命化などを見据えた中長期事業計画の根拠資料等ベースデータとして有効にご利用下さい。
施設台帳管理機能:<最新制度改訂対応版>
無償配布ソフトでは管理仕切れない各種データの年度別異動履歴管理が可能になります。
- 学校基本調査に関する諸機能(提出用の総括、棟別、用地台帳、建築状況表、CSVデータ作成機能)
- 全学校データの年度別、異動履歴一括管理機能
- 年度別、提出用CSVデータ一括管理、利用機能(無償配布ソフトを併用する必要はありません!)
- 全データのEXCEL表データ出力、利用機能
- 全教室分の個別詳細データ(用途、寸法、面積)管理機能
- 運用細目、作成提要 規定値の制度変更対応機能
- スクール&パブリックプランシリーズ、調査診断パック等の各種システムとのデータ連携機能
施設図面管理機能:<最新制度改訂対応版>
基本台帳(総括、棟別)とデータベース連携し、効率的で間違いのない作業が可能に。
作図支援コマンド群でCAD経験の無い事務ご担当者様でもラクラク作図。
- 学校基本調査(配置図、平面図の作図)対応機能
- 年度別図面の異動履歴保持、参照機能
- 業務に特化した各種専門作図機能で簡単作図を実現!
- DB連携の棟別計算書機能で各種保有面積は棟別面積表と自動連携
- 作図作業と連動した教室詳細情報データベースの更新機能
(教室毎の各種面積、室数などは自動集計/自動連携) - 関連イメージデータ一括管理機能(登録、参照、貼り付け)
(各種イメージオブジェクト<写真、他文章>の連携登録、参照、貼付機能) - 図面データは、スクール&パブリック プランシリーズの全システムで連携利用可能となります。
- SPSでデータベースとオブジェクト連携機能をサポートしている汎用CADは以下となります。
<株式会社ビーガル DynaCAD /株式会社インフォマティクス MicroGDS>
営繕業務管理システム
実態調査で毎年異動、更新が行われる最新の文教施設情報をベースとし、年間を通して一番業務量が多く煩雑な文教施設設備補修(改修)の業務を支援するシステムです。
学校現場から上がって来る補修申請の登録と連携し改修計画(内部稟議)、実施後の改修履歴(年度別蓄積)が一括で管理でき、事業実施における本業務標準化支援と同時に予算執行計画などの事業費用適正化(最小化)にも寄与します。
補修申請管理機能
- 学校からの補修申請項目別の管理、検索機能
- 執行決定事業は、「執行予算管理機能」と連携管理可能!
予決算管理、執行管理機能
- 補修申請、計画、完了までの執行予算状況確認機能
- 外部委託の工事データをCSV、EXCEL 形式で自動取り込み可能
- 自治体別の勘定科目に合わせた予決算管理機能
- 事業計画図と連携するDBデータの自動管理、作図機能
- 年度別執行予算の履歴を自動管理し随時参照、検索が可能
事業履歴管理機能
- 執行完了データは事業履歴データとして自動連携可能
- 事業履歴図とデータベースの工事履歴情報のオブジェクト連携管理が可能
- 各種管理データを自由な条件で検索・集計・分析が可能
- 固定帳票、集計表は全てEXCEL データとして出力可能で簡単な再利用を実現
スクール&パブリックプランシリーズの機能連携図
(クリックで拡大)
- 評価基準を明確にしアカウントビリティーの高い事業執行優先度評価、改修計画立案には → AHPによる事業執行優先度評価及び簡易LCCによる改修費用概算の算定
- 地域住民の要望(機能性)、事業実施後の評価及び適正な評価基準設定に向けて → PCMによるワークショップ開催
- 「施設台帳統合管理システム(文教)」「営繕管理システム(文教)」施設・工事履歴データは、全庁施設の中長期事業計画立案に向けた「計画保全管理システム(全庁施設の事業企画向け基本台帳、カルテ)」の文教施設分データとしてそのままご利用頂けます。 → 詳細はこちら
システム別 稼動環境 (アプリ他) |
|
---|---|
対応クライアントOS、API | Microsoft Windows 10 Professional / Windows 10 EP(LTSC) ※WindowsVISTAは動作保障外となります。 ※Windows8、8.1は動作保障外となります。Microsoft Office2016( 32bit互換インストール) ※Office2019へは順次 対応予定(令和03年度リ リース予定)。Microsoft SQL Server 2017 Express Edition(無償) Microsoft SQL Server 2017(有償版) ※Microsoft SQL Server(有償版)にはサーバー機及びサーバーOSが必要です。 |
日本語変換 | MS-IME(推奨) ※システムフォントはMS明朝を使用 |
データベース | Microsoft SQLServer2017 ※C/Sシステム構成で「5CAL以上の場合は必要」となります。 |
CAD | ビーガル DynaCAD19 ※CADアプリは図面管理、履歴図等の作図に必要となります。 ※CAD上で図面管理に関するDB連携コマンドが利用可能です。 |
サーバー導入時 | Microsoft Windows Server2016(令和01年現在) ※Microsoft SQL Server(有償版)インストールにはサーバー機及びサーバーOSが必要です。 |
その他 | MicrosoftEXCEL2016(32bit互換インストール) ※システムデータ出力機能、簡易調査診断パック導入時には必要となります。 |